スタイリストが教える!日常でもかっこよく見えるダンサーのヘアスタイル

ヘアメイク

社交ダンス・競技ダンスをしているダンサーは、大会でベストなヘアスタイルになるようにヘアカットをしている場合が多いのではないでしょうか?

そのため「ナチュラルではないヘアセットありき」なカットになりがちです。

そこで今回は、かんたんなスタイリングで日常的にもかっこよくコンペにもぴったりのヘアスタイルにするためのオーダー方法を

・実はダサい?ダンサーの日常ヘアスタイル

・海外の真似をする日本ダンサー

・自分に合ったヘアスタイル

の順でご紹介したいと思います。

実はダサい?ダンサーの日常ヘアスタイル

ダンサーにとって容姿は大切です。髪も同様に、なるべく薄くならないような手入れや心がけは日常生活でしていることでしょう。

つまり「なるべく整髪料をつけたくない」「髪にストレスをかけたくないから、そのまま」なんてことはありませんか?

または「私服に対してヘアセットだけがバッチリすぎて浮いている」といった一般的に見ると、とても不自然なことはありませんか?

ダンスにかけるためプライベートを犠牲する精神は素晴らしいですが、ダンサーたるもの、ダンス以外の場所でもかっこよく、魅力的であってほしいものです。

海外の真似をする日本ダンサー

日本人の多くは、顔・頭の形が横に広く、奥行きのない通称「絶壁」タイプです。

そのため、どこにボリュームを出せばいいか?長さは?角度は?と考えなくてはいけないことがたくさんあります。

ただ単純にカットするだけでは、かっこいいシルエットをつくれませんし、どこか残念な感じに仕上がります。

日本人が海外ダンサーのようなカットスタイルを真似てオーダーするのではなく、自分の骨格バランスを考慮する必要があると言えるでしょう。

自分に合ったヘアスタイル

頭の形に自信がなくても、自分にあったカット・パーマをオーダーすることによって欧米人のようなシルエットに近づけることはできます。

・スキンフェードカット

最近では一般の男性にもお馴染みのヘアスタイルですが、こちらはかなりハードルが高いスタイル。

頭の形がそのまま出てしまい、修正がしづらいため、絶壁の方がやるとカッコ悪さマックスに。

顔が小さく、後頭部に丸みのあるタイプにおすすめのヘアスタイルです。

・ツーブロックカット

比較的どんなタイプにも似合いやすいスタイルですが、かっこよく見せるためのコツがあります。

  1. 後頭部の刈り上げは、なめらかにボリュームを出し、サイドはシャープにする。
  2. トップはボリュームを出してふんわりと、やわらかなイメージで仕上げる。

直毛でペッタリしてしまう方や、髪が細くてやわらかい方におすすめのヘアスタイルです。

・パーマ

硬い髪でボリュームは出るけれど流れが出ない方は、指を通すだけで流れを出すことができるようになりますのでオススメです。

ウェーブスタイルは、ふんわりとしたボリュームも出ますし、スタイリングなしの洗いっぱなしでもかっこよく、手入れがとても楽になります。

また、おさまりが良くなることによって、ヘアセットも決まりやすくなるでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

スタンダードであればサイドをキリッとシャープに、フロントは高く、後頭部はボリュームを出しながら、えりあし部分はタイトに整える。

そうすることでメリハリのある、バランスの取れたヘアスタイルに仕上げることができます。

ラテンであればウェーブを活かしたヘアセットで色っぽく、また頭の形も補正しやすくなるので、バランスの取れたシルエットに仕上げることができます。

客観的に自分を見てみると、今まで当たり前にしていたヘアスタイルが実は不自然だと気付いたり意外なヘアスタイルが骨格にハマって、一気に好印象になることもあります。

かっこよさを追求するために、まずは自分の特徴をしっかりと把握しましょう。

迷ったら一度、理美容師に相談してみることをオススメします。

「誰のようになりたいか」ではなく「自分には何が似合うか」という視点で考えていけば、きっと「貴方だからこそ似合うスタイル」を手に入れることができるでしょう。 

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